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ランニング・ジョギング

ランニング・ジョギング

ランニングやジョギングによる怪我は原則的にオーバーユースと言われる疲労の蓄積が原因となることが多いです。

ランナーに起こりやすい怪我

ランナーに起こりやすい怪我は以下のような種類があります。

  • ランナー膝(腸脛靭帯炎)
  • 肉離れ
  • アキレス腱炎
  • 足底筋膜炎
  • 股関節や膝、足首の関節炎 など

これらは筋肉・腱・関節に疲労性の炎症が起こることで痛みが発生します。
ランニング・ジョギングがきっかけとなって起こる疲労性の怪我ですので、治療にあたって次の二点を意識していくことが重要です。

  • 走るフォームや運動量(負荷)が適切かどうか
  • そもそも走るにあたっての筋力や柔軟性があるかどうか

走るフォームや運動量が適切でないと疲労が蓄積しやすく、筋力や柔軟性が低下していれば、運動による負荷に耐えられずに怪我につながります。

安静にして治療を行えば痛みの改善は見込めますが、羽毛田整骨院グループでは怪我を引き起こした根本的な原因の改善をしたい方を徹底サポート致します。

痛みの改善から筋力アップ・柔軟性の向上・フォームの改善・運動量の調節など、ランニングやジョギングの愛好家の方からマラソン大会に出場するような方のコンディショニングサポートを行っています。

【ランナー膝(腸脛靱帯炎)】
ランナー膝とは、腸脛靱帯(靭帯という名前だが筋肉に分類される)という膝の外側にある筋肉に炎症が起きて痛みが出る疾患です。
筋肉や関節の硬さによる間違った走行フォームや膝関節周囲の筋力のアンバランスによって腸脛靭帯に負担をかけてしまうことで起こると考えられます。
膝の曲げ伸ばしや体重をかけた時、患部を押した時に痛みが発生します。
疲労蓄積型の炎症ですので、運動量を調節し、鍼治療を中心に炎症を取り除くことで改善が見込めます。
しかし、単に痛みの改善を目的とした治療だけではなく、ストレッチなどのセルフケアの知識や習慣をつけ、筋力や柔軟性、ランニングフォームなどの原因を根本的に改善しなければ再発のリスクがあります。
【肉離れ】
肉離れは筋線維に傷が入り炎症が起きることによって痛みが発生します。
スポーツで起こりやすく、ランニング・ジョギングによる肉離れは、ハムストリングと言われる太ももの裏の筋肉や、ふくらはぎ・足裏の筋肉に発生することが多いです。
筋肉の疲労や柔軟性不足、ランニングフォームによって一部の筋肉に負担が溜まり損傷することが多いです。
初期の対処が遅れると改善が長期化してしまうので早期治療が必要です。
また損傷した患部やその周囲は、筋肉の柔軟性の低下や筋力低下が起こりますので、ストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリをおこなうことが必須です。
  • 筋力の改善と強化
  • 柔軟性(筋肉・関節)の改善
  • バランスの改善
この3つを軸に、怪我をする前の状態以上に持って行くことが重要です。
【アキレス腱炎】
アキレス腱はふくらはぎの筋肉から繋がっており、ジャンプなど地面を蹴る動作で強い負荷がかかります。
ランニングの動きは片足ジャンプの繰り返しなので、バスケやバレーとともにアキレス腱炎が起こりやすい競技です。
ふくらはぎの筋力不足、柔軟性不足が直接的な原因となることが多いですが、股関節周囲や太ももを含めた下肢全体の筋力と柔軟性不足が原因となります。
アキレス腱に限らず「腱」の炎症は慢性化させると長期化しやすくなるため、痛みがある時は運動量を調節したり、ランニングを中止して早期治療、早期改善に専念するのが重要です。
【足底筋膜炎】
踵から指先に向かって伸びる足底筋膜(足底腱膜)といわれる筋肉や腱の疲労性の炎症です。
ランニングで足を着地するたびに、体重の何倍もの負担が足にかかります。
そのダメージが蓄積すると筋肉や腱の線維に傷が入り炎症で痛みを引き起こします。
悪化すると足をついて歩くことも困難になるほど痛みが強くなってしまうこともあります。
ランニング・ジョギングのビギナーや、マラソンランナーのオーバートレーニングで起こりやすいです。
歩くだけでも負荷はかかりますので、安静にすることが難しく治療をしながら軽度の場合は運動量を調節、重度の場合はランニングを中止して治療に専念し長期化させないことが重要です。

TTBパーソナル整骨院では、トレーニングスペースを設置しています。
ランニング・ジョギングによる怪我に対しトレーナー経験豊富なスタッフが痛みの改善から根本原因の改善、リハビリまで徹底サポート致します。